PROJECTプロジェクト事例

従業員が、自分たちのブランドを考える。
日々の業務が、そして経営が、
少しずつ変わっていく。

PROJECT ブランディング・リテラシー研修
CLIENT てりとりー様

CLIENT株式会社てりとりー

「てりとりー」様は2010年に創業し、沖縄テイストの居酒屋を中心に運営しています。大阪を中心に展開していますが、本場沖縄にも出店し、提供する料理の美味しさと「楽しい時間を過ごせる」雰囲気で人気を博しています。

PROJECTプロジェクト概要

ブランディングの初歩を身につける「ブランディング・リテラシー研修」を、てりとりー様向けにカスタマイズして実施しました。前半パートでは通常の研修と同じく、ブランディングに関する基礎知識を、事例を通して学んでいただきました。続く後半パートでは、てりとりー様の現場に合わせた課題によって、スタッフの方々が自分ごとに捉えて考えていただけるようにしたカリキュラムをご用意しました。

てりとりー様の運営される10店舗の中には、コロナ禍の影響下でも売上を伸ばす店舗と、落ち込む店舗がありました。その違いはスタッフの考え方にあるのではないか、と代表の福本様は考えました。「私たちがやりたいことと、お客様が求めることは、必ずしも一致しない。そのギャップを埋める考え方をスタッフが身につけられれば、それは武器になる」。そう考えた福本様は、スタッフ全員が結果を残せる組織にするために、ブランディングの基礎を学ぶ機会を求めて当社にお声がけいただきました。

お客様にお越しいただく理由を提供できるかどうかが、飲食店を運営するてりとりー様にとって非常に重要です。コロナ禍によって、その重要度はますます高まっています。しかし、売上の伸び悩んでいた店舗は、価格を下げることに逃げてしまっていました。目の前の売上だけを求め続けるのではなく、お客様が何を求めるかを考える軸をスタッフ全員に持たせることが、てりとりー様の抱える喫緊の課題でした。

研修を通じて、ブランドの原理原則を知識として学びました。同時にてりとりー様の実務に基づいたテーマで課題を出し、受け身ではなく自分の頭で考える機会を作り、ブランディングの考え方を身につけていただきました。フランド体験の構築方法を体系的に学ぶことにより、てりとりー様らしいブランディングを行うための糸口を見つける下地ができました。

TRAINING研修プログラム

今回の研修はすべてオンラインで実施しました。前半ではそもそもブランドとかなにか、どのようにお客様に認識されるべきか、などの基礎を学びました。つづく後半ではワークを中心に、スタッフ同士で話し合う機会を設けました。例えば、自分たちがお客様に提供したいブランド体験を、「来店前」「来店中」「来店後」のお客様の感情と自分たちのアクションに分けて整理し、それが実現できるかどうかをディスカッションしました。オンライン研修の後も課題を出し、てりとりー様の競合の分析、自分たちが提供できるブランド体験の設計、実施する上でのアクションプランの策定などを考えていただきました。お客様との接点を増やす、新商品やサービスを作るなど、まだまだブラッシュアップが必要ではあるものの、具体的なプランが挙がりました。ブランディングは、研修をやって終わり、ではありません。研修後も考え続け、自社内外の環境の変化に柔軟に対応する姿勢を身につける必要があるのです。

INTERVIEWインタビュー

スタッフがやりたいこととお客様が
求めることのギャップに悩んでいました。

私が最初のお店をオープンさせたのは10年以上前の2010年でした。今では店舗も増えて、自分一人ですべてのお店を見るのではなく、スタッフに任せるようにしています。彼らの多くは「自分で商売をしたい」という想いを持っています。だからこそ、彼ら自身のやりたいこととお客様が求めることのギャップが生まれていました。そのギャップの解消させ方に「てりとりーらしさ」が生まれるチャンスがあると思い、ブランディングに対する目線を合わせる意味でも研修を受ける必要があったんです。

一回やって終わり、にはしたくないですね。

サービス業を行うすべての企業に、ブランディング研修は有効だと思います。特に居酒屋の運営は生活に必ずしも必要ではないサービスです。お客様にとって納得性のあるものを提供していかなければ、選ばれ続けることはできません。だからこそ、ブランディングを考え続けることが大切ですし、その原理原則を学ぶことが必要だと思います。今回の研修で学んだのは、あくまで考え方です。これからはその考え方を活かして、自分たちらしい体験を考え続ける組織にしていきたいですね。また、リアルの部分でアイデアをどう出すか、だったり、階層別に必要な考え方を学ぶ機会があると良いなと思いました。